商品紹介

おいしいトマトを探し求めて 〜イタリア旅行記〜

パスタソース発売から14年 本気のリニューアルを決意!

「現地でトマトを買い付けよう!」
初夏のある日、ミーティングで専務が発したこの一言から今回の計画がスタートした。
「廻れるだけ廻って、良質なトマトを見つけたい」「そのためには畑も見ないとね」「イタリア人はみんなトマト好きなのかな?」そんな様々な想いや興味を抱き、夏の終わりにイタリアへ飛んだ。

僕らが訪れたのは南イタリア。連日、畑や工場を廻った。トマト畑は多くがアキレス腱あたりのプーリア州フォッジア周辺だった。夏場はほとんど雨が降らず、連日40度近い暑さだそうで、乾燥した大地に畑は広がっていた。
イタリアだけでなく世界中の人々に食されるホールトマトを一手に生産する地域だけあり、アドリア海から続く広大な平野は見渡す限りのトマト畑。遠くには同じくパスタソースに使っているオリーブオイルのオリーブ畑があるガルガーノ国立公園が見える。
カラカラに乾いた土に引かれた給水パイプラインからの最低限の水分で育った真っ赤なトマトは、日本の生食用トマトとは全く違う濃厚な味わいだった。

農家の人たちが手摘みで、真っ赤に熟したトマトだけを収穫

広大な畑の中から、僕らがサンクゼールのパスタソースに使おうと決めたのは、農家の人たちがすべて手で収穫したトマトだった。
契約農家で栽培されたトマトは、種の選定から栽培方法まですべてをパッカー(ホールトマトメーカー)が指定しているそう。畑を訪れたときにはちょうど収穫の真っ最中で、農家の人たちが炎天下の中、収穫に励んでいた。
栽培されていたトマトはヘタから実が取れやすい品種で、根から引っこ抜いて振れば、バラバラとトマトが落ちて次々と籠に入った。青い実や状態の悪い実はその場で選別し、工場に運ばれる。
ほかの会社が契約する畑では手で収穫しているところはほとんどないようで、どこも機械で収穫するそうだが、機械では十分に選り分けることができないため、工場に運ばれるトマトの品質は全然違うらしい。

ナポリに運ばれたトマトは衛生的なハイテク工場で加工

感動しっぱなしのまま、畑を後にし工場のあるナポリ南部の町に移動した。フォッジアからナポリへと続く道は「トマトの道」と呼ばれ、この時期はトマトを満載したトラックがひっきりなしに行き交っている。
畑では高品質な原料にするためにあえて手収穫というローテクだったが、工場は最新鋭の設備が充実した衛生的なハイテク工場だった。念入りに洗浄されたトマトは皮を剥かれ、選別されたのちパッキングされる。ハイテク設備の工場だったが、選別だけは人手が一番のらしい。
自転車通いの近所のおばちゃん達がものすごい集中力でトマトを選別していた。イタリア南部の街で普段見かけるおばちゃん達は気さくでフレンドリーな感じだが、やるときはやるんだね。

(2013年、夏のイタリア旅行記)

農家さんから工場で働く人たちまで、たくさんの人たちによって作られたトマトを、僕らが長野でパスタソースにします!

私たち商品開発チームでは、新商品開発だけでなく、既にある商品についても「今よりおいしく!」なるように、日々試作を重ねています。パスタソースも例外ではありません。発売から早14年。実は何度も何度も試行錯誤を繰り返していましたが、なかなか今までの味を超えることができませんでした。
そんなある時、ふと「トマトにこだわることがおいしさへの近道なのでは?」という事実に気が付きました。なにも難しく考える必要はなかったのです。「主役のトマトがおいしければ、パスタソースもおいしくなる!」気持ちを新たに開発を再開、「おいしいトマトを生かし、存分に味わえる」そんなレシピに仕上げています。

パスタソースはオンラインショップほか、全国サンクゼールで販売しています。
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