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2017年5月24日

「世界のシードル図鑑」著者 ビル・ブラッドショー氏、来訪!

飯綱町の天然記念物りんごのシードルに秘められた可能性



2017年5月18日(木)イギリスのフォトグラファーでシードルライターのBill Bradshaw(ビル・ブラッドショー)氏が、長野県飯綱町のサンクゼールの丘に訪ねてきてくださいました。
今回、ビル氏が来日された目的は21日、飯田市で開催されたNPO 国際りんご・シードル振興会主催「ナガノシードルコレクション in 飯田」に講師として招かれたことと、視察や取材を兼ね長野県内各地のワイナリーを巡られることにありました。その中でサンクゼールへの来訪が実現しました。

さっそく醸造所を見学したビル氏は、サンクゼールワインをテイスティングしながら、サンクゼールのシードルやワイン、今年スタートしたばかりのりんごブランデーについて次々とスタッフに尋ねていらっしゃいました。
中でも、ビル氏が一番興味を持たれたのは飯綱町の天然記念物「高坂りんご」に関することでした。「日本ではふじりんごを使った甘めのシードルが主流ですが、高坂りんごのように渋みのあるりんごを使ったシードルは、世界が求めている。特にイギリスの伝統的なシードルは渋みが大切。だから日本でこのように渋みを感じるシードルを造っていることは嬉しい」とおっしゃられて、高坂りんごの存在と、その高坂りんごを使ったサンクゼールのシードル造りについて、高い評価をいただきました。



サンクゼールのシードル造り

近年シードルは、長野県内やりんごの生産地におけるシードル造りがたいへん盛んになってきたこともあり、知名度も上がって、女性を中心とした人気のアルコール飲料になってきています。
サンクゼールでは、飯綱町産りんご(ふじ、ブラムリー、高坂)をブレンドしたシードルを4種類製造していますが、ひとつのメーカーで数種類のシードルを造っていることはたいへん稀少で、この点についてビル氏は、魅力的と感じてくださったようです。

現在、サンクゼールのシードル造りにおいてブレンドは2品種までですが、今後は3品種のブレンドや、別の品種を使ったシードル造りも考えており、ビル氏も大いに期待されていました。そのことはシードルだけにとどまらず、りんごブランデーにも同様のことが言えるそうです。

さらに飯綱町で栽培するブラムリーや高坂りんごには歴史があるため、そのストーリーをもっと大切にして、アピールすべきとアドバイスをいただきました。

「飯綱町産りんごから、シードルへ、ブランデーへ!」、飯綱町の大切な財産であるりんごのシードルに秘められた可能性とブランデー造りへの挑戦に、サンクゼールが参加できることをたいへん嬉しく思います。

ビル氏は今年リニューアルしたばかりのレストランも訪れ、日頃よりお客様に支援いただいているチャリティージャムの寄付に携わる、ムワンガザファンデーションの理事フィディアさんと歓談。また、フォトグラファーとしてのビル氏がどのようなサンクゼールを写しているのかもたいへん気になるところでした。